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2.3.汚染獣汚染獣はほとんどの生物にとって害である汚染物質を栄養として取り込むことができ、繁殖を繰り返して世界中に大量に生息している。汚染物質よりも効率的な栄養源として人間を喰らうために都市を襲撃することがあり、都市が汚染獣を回避し切れないときは武芸者が撃退する役割を担う。しかし、汚染獣は個体ごとの力が非常に強く、武芸者が単独で汚染獣を撃退するのは不可能に近いため、襲撃を受けた都市は基本的に総力を上げての対処が迫られる。また、汚染獣の攻撃は熟練の武芸者にとっても致命的な威力を持ち、都市外での戦闘では攻撃がかするだけでも汚染物質を遮断するスーツが破れてしまうため、汚染獣との戦いは攻撃を全く受けずに倒すことを前提とした過酷なものとなる。そのルーツは謎に包まれているが、なんらかの生物が汚染された環境に適応するために進化を遂げた姿と言うのが定説で、汚染獣以外ではわずかな植物や微生物のみが汚染物質への耐性を持つ。レジェンド オブ レギオスに登場するナノセルロイド ポーンの馴れの果て。汚染物質とは空の向うから降り注ぐイグナシスの憎悪に反応して変質したオーロラ粒子であり、ナノセルロイドはオーロラ粒子をエネルギー源とするために汚染物質への耐性を持つ。元々は人型だったがオーロラ粒子の過剰摂取によって怪物のようになっている。■ 形態汚染獣は生まれ付いての雌雄の差を持たず、脱皮を繰り返して形態を変化させ、その過程で雄から雌へと変化して単独で産卵・繁殖する。生まれたばかりの汚染獣の「幼生体」はまだ汚染物質を栄養にすることができないため、捕食による栄養摂取が必要で、1度に数千から万を超える個体が孵化するが、共食いにより大幅に数を減らす。成長した幼生体は最初の脱皮を経て「雄性体」と呼ばれる成体になり、脱皮を繰り返して成長し、やがて繁殖期を迎えて「雌性体」へと変化する。この時点で腹部に大量の卵を溜め込んでおり、孵化の時期まで栄養を蓄えながら地中で暮らし、孵化後は溜め込んだ栄養や自分自身を餌として幼生体に提供する。なお、稀に繁殖を放棄し、雌性体ではなく「老性体」と呼ばれる形態に変化する個体もおり、その後も脱皮を繰り返す。脱皮を繰り返す雄性体と老性体は、脱皮の回数に応じて雄性(老性)一期、二期などと区別する。幼生体の時点では複眼、甲殻、多数の節足、翅を持つ巨大な虫の様な外見だが、雄性体になると一転、胴体が長くなり爬虫類のような外見となる。その後、脱皮のたびに節足を捨て、老性体になると完全に足が無くなって翅の生えた巨大な蛇のような外見となる。以降、老性ニ期からは個体ごとに独自の変化をするようになる。一般的に脱皮を重ねた個体ほど強力で、老性体は汚染獣の中で最も強い形態である。
概要|
文庫本|
舞台背景|
自律型移動都市(レギオス)|
武芸者と剄|
汚染獣|
主な舞台|
そのほか、キーワード|
ストーリー構成|
登場人物|
レイフォンとリーリン|
学園都市ツェルニの人物|
槍殻都市グレンダンの人物|
グレンダン三王家|
孤児院関係者|
サリンバン教導傭兵団|
その他|
電子精霊たち|
その他の登場人物|
外伝|
メディアミックス|
ラジオドラマ|
ドラマCD|
漫画|
テレビアニメ|
既刊一覧|
外伝関連書籍|
メディアミックス関連書籍|
脚注|
関連項目|
外部リンク|
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